作り手・職人・クリエーター・デザイナー・ディレクター

成田貞治 有限会社 弘前こぎん研究所

成田貞治 有限会社こぎん研究所

自分自身で体験すること

有限会社 弘前こぎん研究所の3代目所長として、こぎん刺しの普及・生産・販売に努める成田は、次のように語ります。
「一人でも多くの人に、自分の手で実際に刺しものをつくってほしい。その実体験から、 こぎん刺しが愛され続けてきた秘密が、理解してもらえるのです」 ここ数年、県下の小・中学校や高校の家庭科の授業の一環として、こぎん刺しの体験学習の機会が増えつつあるといいます。
「一人一人が自分ならではのこぎん刺しをつくる。 その体験こそが、かつて先祖から受け継がれてきた伝統を、自分自身のものにすることができるのです」

こぎん刺しを守っていくために

「もちろん、そういう子どもたちが全員、すぐにこぎん刺しの世界に入ってくるわけにはいきません。 でも、何年後、何十年後かに何百人の中のほんの一人か二人でも、再びこぎん刺しをつくろうと思わせるために、私にできること。 それが、こういう機会の提供だと思っています」
歴史と伝統ある郷土の誇り、こぎん刺しの明日を見すえた熱い思いが、その言葉の中にこめられていました。

所属
有限会社 弘前こぎん研究所
takumishop.jp/shop/?id=1008
経歴
1949年 青森県弘前市生まれ
1969年 東京配電工事株式会社 入社
1979年 父・治正の要望により有限会社 弘前こぎん研究所に入社
1982年 有限会社 弘前こぎん研究所 所長就任
1991年 弘前市シルバー卍賞 受賞(有限会社 弘前こぎん研究所として)
1996年 「津軽こぎん」が青森県伝統工芸品に指定
1999年 第24回全国伝統的工芸品公募展 伝統技術交流賞受賞(有限会社 弘前こぎん研究所として)

青森県産工芸品の製品・商品情報

こぎん刺し 「リング付ポーチ」

こぎん刺し 「リング付ポーチ」

「こぎん刺し」は江戸時代に津軽の女性たちが寒さをしのぐために、重ねた着物に刺子を施したことから生まれました。
農民が木綿の服を着ることが許されていなかった時代、温かさや衣服の補強のために麻の着物に施された刺子の模様には、おしゃれを忘れなかった津軽の女性たちの心が込められています。

詳しくはこぎん刺し 「リング付ポーチ」詳細ページをご覧ください。


津軽こぎん刺し「くるみボタン」

津軽こぎん刺し「くるみボタン」

こぎん刺しはもともと、麻の着物の保温性を高め補強するため、津軽の農村の女たちが藩政時代に生み出した生活の知恵でした。
現代に残るこぎん刺しは、先祖がひと刺しひと刺しに込めた想いはそのままにしつつ、新たな形で息ついています。

詳しくは津軽こぎん刺し「くるみボタン」詳細ページをご覧ください。

このページの先頭へ戻る